伝えたい気持ちを込めたアクセサリー制作テクニック

アクセサリー制作についての私の体験を記述します。
元々、タヒボ茶を通販で取り寄せている私はアクセサリー制作のようなアウトプットを必要とする作業は得意な方ではありませんでした。理由は、自分の伝えたい気持ちが先行してしまい、アクセサリーの表現に至らないという思いがあったからです。
 想いを持つことは必要な条件で、想いがないと制作は出来ません。しかし、アクセサリーという表現するモノに落とし込むにはテクニックも必要なのでは、と考えることにより、制作が楽しくなったことがあります。
 では、具体的にどのようなテクニックなのかというと簡単です。アクセサリーの成り立ちを研究して、どういうアクセサリーが魅力的なものか調べて、そこから、足し算で自分の気持ち『表現』に変えていくという手法です。
 まず、私が注目したのが、金属の細い部分、折れてしまうようなデザイン部分の工夫です。折れてしまうようなデザインは避けてみました。これだけでもデザインが絞られてきました。自分の気持ちとアウトプットの表現の折り合いのつくゴールが見えてきたことだと思いました。
 次に気をつけたのは金属部分と異素材との接合部分の加工です。ここで、人とは違う個性を出しました。マニアックですが、自分でもいいポイントをつかんだと思います。具体的に言うと、真珠のネックレスのデザインですが、真珠とチェーンの接合部分が真珠の上の部分で通すのか、それとも
横から通すのかというところです。これだけで、造形には頼らない制限ができてきます。
 最後に、自分の制約を設けた上で、気持ちをのせていくという制作方法です。これが、私が見つけたアクセサリー制作方法です。